開幕左翼本命の阪神メル・ロハス・ジュニア外野手(31)が、挽回の二塁打を放った。

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7番左翼で先発し、3回先頭の第1打席。右腕滝中に対し左打席で初球140キロを捉えると、打球は中堅左のフェンスを直撃した。2月26日中日戦以来、12打席ぶりの安打。「練習試合ということで、1球目から振っていこうと。チームに勢いを呼び込むことができて本当にうれしかった」と積極性が功を奏したと強調した。

矢野監督も「今日くらい積極的に打ちにいく姿勢が相手は嫌だと思う」と評価。「良い打席が少ないから、評価としてはもっともっとやってもらわないと困る」とさらなる状態アップを願う。定位置を争う糸井が本塁打を放った日に、負けじとアピールした助っ人は「去年も悔しい成績になって自信も少しなくしていた。しっかり振って自信を取り戻していきたい」と前を向いた。