ロッテのドラフト1位、松川虎生捕手(18=市和歌山)が、すでに開幕投手が決定している石川歩投手(33)とバッテリーを組んだ。

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石垣島キャンプでもなかなか見なかった組み合わせ。初回には松川のサインミスもあったものの、右腕はそこで崩れない。しっかり無失点で切り抜け、尻をポンとたたかれた。2回以降も緩急を生かし、石川らしさを引き出した。クイックや間合いの変化にも、問題なく対応した。

「1回、ちょっと組ませてどんな感じかというのを見たかったので」という井口資仁監督(47)の狙いに、ドラ1ルーキーはしっかり回答。石川も「キャッチング良かったので、投げやすかったのはあります」と初々しい後輩をほめた。

松川は、石川から「カーブやシンカーの使い方を大事にしていければ」とのアドバイスをもらったという。開幕スタメンの壁は高いとはいえ、シーズンも迫る時期に貴重な経験を重ねている。