昨日合流した、阪神新外国人選手のカイル・ケラー投手(28=パイレーツ)が12日に甲子園で行われるシート打撃に登板予定となった。この日の練習ではキャッチボールの後、ブルペンには入ったが、投球はなし。マウンドの傾斜でシャドーのみを行った。

打者を相手に投げるのは昨年9月以来と明かし、「とにかく、マウンドでどの球種もゾーンにしっかり投げたいなと。打たれたとか、打たれないとかは関係なく、自分のフォームを確認しながら、ボールの指から離れる感覚や、ゾーンにしっかりと投げられることを確認できたら」と意気込んだ。

持ち球全部を投げるつもりだといい、スアレスの後継者として期待される最速157キロ右腕が日本で本格的に始動する。