“ダブルヤス”でダブル開幕だ!! ヤクルト高津監督はDeNAとのオープン戦後の場内インタビューで、25日阪神戦(京セラドーム大阪)の開幕投手を小川泰弘投手(31)が、本拠地開幕戦(神宮)となる29日巨人戦の先発を奥川恭伸投手(20)が務めると公言した。「ちょっとダブルヤスとオガワ(泰弘)、オクガワ(恭伸)でややこしいけど」とイタズラっぽく笑った。

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小川には3月初旬に「開幕戦、頼んだぞ」と伝えた。2年連続6度目の大役で過去5試合は1勝1敗も防御率1・71の安定感を誇る。「正直、すごく悩んだ。決め手と言われると難しいが、たくさん考えた中で小川に決めた。1つや2つじゃない」。奥川には1、2日前に通達したと言い「開幕戦も大事だけど、神宮の開幕戦、ジャイアンツ戦の頭もすごく大事だ」と託した。

小川は最終調整となるDeNA戦で6回途中を7安打7失点と結果は残せなかった。3回までは完全投球。だが4回1死から四球を出すと、クイックからの制球に狂いが生じ、4安打を集中されて5失点した。「この課題をしっかり見直して修正して次回登板につなげたい」と球団を通じてコメント。日本一チームの初陣をヤスが切る。【広重竜太郎】

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