ロッテの新外国人右腕、タイロン・ゲレーロ投手(31=ホワイトソックス3A)が来日後初登板した。

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206センチ右腕は12日に入団会見を行ったばかり。来日前の調整の成果を、しっかりと披露。8回に登板し、わずか11球で内野ゴロ3つに打ち取った。「緊張していましたが、日本の試合で投げられて率直に興奮したし、良かったと思います」と振り返った。

昨年は102マイル(約164・2キロ)をマークしたという大型リリーバーは、この日は最速159キロ。試合終盤の必勝リレー候補の1人として検討している井口資仁監督(47)は「まだまだスピードが出る感じですし、今日はストライクゾーンに放ろうという意識が強かったかなと思いました」と印象を話した。

ゲレーロ本人も「まだ試合数があるので、開幕前には100マイル(約160・9キロ)までいくかもしれないですし、シーズンに入れば間違いなくいくと感じました」とさらなる“加速”を宣言。なお、この日最速の159キロは広島小園がファウルにし、そのファウルボールはZOZOマリン4階席中段まで届いた。めったにないことで、球の強さを感じさせた。【金子真仁】