今季初登板初先発した日本ハム吉田輝星投手(21)は4回4安打3失点で降板した。

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球団を通じて「初回の先頭バッターに対して、追い込んでから決め切れなかったこと(結果は四球)がすべてです。(栗原の)ホームランは、変化球が甘く入ってしまいました。2回以降は、変化球が入り出したので、真っすぐでどんどん押して粘ることができたと思います。守りでいいプレーもあり、5回表に点を取ってくれた野手陣に感謝したいです」と、コメントした。投球内容は以下の通り。

初回は3点を失った。先頭の三森にフルカウントから四球を与え、2番今宮にはバスターエンドランを決められて無死一、二塁。3番柳田は二ゴロも1死一、三塁となり、4番グラシアルに中犠飛を浴びて先制点を献上。続く5番栗原に132キロのフォークを捉えられ、2戦連発となる2号2ランを右翼ホームランテラスに運ばれた。

2回は無失点に抑えた。1死から8番中村晃に四球を与えたが、9番甲斐の4球目、142キロ直球で空振りを奪い、ヒットエンドラン失敗(中村晃が二盗失敗)を誘って2死。最後は146キロ直球を外角低めに決めて、甲斐から見逃し三振を奪った。

開幕2戦目までに登板したチームの投手陣で今季最長となる3回のマウンドは3者凡退。1番三森、2番今宮、3番柳田と、いずれもストレートで投ゴロ、中飛、左飛に打ち取った。

4回は先頭のグラシアルに右翼線へ運ばれたが、万波のレーザービームで二塁封殺。5番栗原には右中間へ二塁打を浴びたが、後続を断って無失点。ピンチを切り抜けた後は、三塁側ベンチ前で引き揚げてくるドラフト同期入団の万波を待ち、グータッチで感謝した。

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