阪神ドラフト3位桐敷拓馬投手が先発から中継ぎへ配置転換され、1イニングを1安打無失点に抑えた。

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7回に4番手で登板。先頭丸に右前打を浴びたが、無死一塁から犠打を試みた松原を併殺に仕留めた。最後は大城を144キロで空振り三振。プロ初の救援登板を終え、「初めての中継ぎが伝統の一戦で緊張しました。粘り強く投げるという意識で、無失点で抑えることができてよかった」と胸をなで下ろした。

プロ初先発した前回3月27日から中4日で仕事を果たし、矢野燿大監督も「初めての中継ぎやったけど、ゼロでいけたのは落ち着いていける」とたたえた。桐敷が加わることで左腕が手薄なブルペンを強化。この日は石井、浜地、小野も無失点リレーで、開幕から不安定だった中継ぎ陣に光が見えた。桐敷に代わる先発には、この日1軍合流したガンケルが入り、3日の巨人戦に先発する。