日本ハム新庄剛志監督(50)が打線に「遊び心」を求めた。オリックス山本を打ち崩せず、2戦連続で0封負け。試合後に「151キロのフォーク、打てるかー。初めて見た」と、相手エースを絶賛したBIGBOSSは「打席で“遊ぶくらいの気持ち”がないと。ブルペンで投手が投げる球は、めちゃくちゃ見える。ブルペンのような遊び心で見逃すみたいな気持ち」と説明した。

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山本は5回まで17打者と対戦して投じた58球中、ボール球はわずか12球。「全て(の球種を打ちに)いこうとすると、とんでもないところを振ってしまう」と、余裕のなさで相手を助けた部分もあった。試合中盤から見極めるシーンが増え、チャンスはつくった。「雰囲気あったけどね。あと1本出なかっただけ」。気持ちで追い込まれれば、結果を出すのは難しい。この日の経験を糧に、相手の気持ちを追い込めるチームへの成長を期待した。