西武は4連敗となり、借金1となった。主砲の山川に続き、森が離脱した打線はロッテ先発佐々木朗を相手に8回まで3安打1得点。毎回の13三振を喫した。

【ニッカン式スコア】3日のロッテ―西武戦詳細スコア

最速163キロなど、160キロ台を連発していた豪腕について、辻監督は「打ちあぐねたというより、打てないよ。やっぱりすごいなと思う。昨年よりもさらにストライク先行、コントロールがいい。156ぐらいの真っすぐを捉えないといけないのは容易ではない」と話した。

その上で「次にどうやって勝つかということを考えたら、先発ピッチャーがいかに最少失点に抑えるか。これしか今はないと思う」。まずは得点を多く取るというより、失点を抑え、投手戦で勝ちきることを思い描いた。