ロッテのドラフト1位、松川虎生捕手(18=市和歌山)がうれしいプロ初打点を挙げた。

【ニッカン式スコア】3日のロッテ―西武戦詳細スコア

6回に平沢の適時打で2点目を挙げ、なおも1死二塁。西武渡辺のスライダーを右中間適時二塁打にし、平沢を迎え入れた。

それまでの2打席は安打なし。「前の打席はボール球を振って中途半端だったので。打席に入る前に福浦コーチから『思い切ってしっかり振ってこいよ』と言われていましたし、ボールが少し浮いてたので『ベルトより下に目線を置いてしっかりやっていけ』と言われたので」。しっかりと実践し、結果につなげた。

先発した佐々木朗希の剛速球も、いつも通りしっかり受け止め続けた。背番号17はロッカールームが隣。試合前に「今日はちょっと任すよ」と言われ、配球を託された。直球を主体にリードし、13奪三振の好投につなげた。それでも「朗希さんの放りたい球という部分を、もっと分かっていけたら」と、高卒ルーキーは飽くなき向上心を口にした。【金子真仁】