阪神秋山拓巳投手(30)は3回7安打6失点と苦しみ、出場選手登録抹消の可能性が高くなった。

【関連記事】阪神ニュース一覧

2回、セーフティースクイズに自身の野選が絡むなどして3失点。3回は2死満塁から9番森下に3点三塁打を浴びた。投手の森下に4打点を許して今季2敗目。「チームが苦しい状況の中で粘ることができず、先発の役割を果たすことができませんでした」と悔やんだ。

カープは昨年10勝のうち5勝を挙げた得意の相手。ただ、昨季終盤から4連敗と攻略されつつある。矢野監督は秋山について「良くはないと思うね。真っすぐの状態は現状は良くないのかなというふうに見ている」と指摘。先発陣の枚数がそろってきたチーム状況も踏まえ、2軍再調整に入る模様だ。

1週間後の16日巨人戦に先発する代役は新外国人ウィルカーソンが濃厚だ。助っ人右腕は6日の2軍戦で来日最長の5回を3安打無失点。矢野監督は「ある程度の準備はできたかな」と見通していた。15日巨人戦はすでに新型コロナウイルス感染から復帰した青柳の先発が濃厚。藤浪は中5日で14日中日戦に向かう可能性が高そうだ。