日本ハム立野和明投手(24)が序盤でKOされた。

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自身2連勝をかけて臨んだ西武戦。両手を膝に付き、恨めしそうに打球の行方を追った。3回2死三塁。外崎の4失点目となる打球が中前へポトリと落ち、口をすぼませて悔しがった。3回を7安打4失点。「ただただ、自分の力不足を痛感しました。同じ失敗を繰り返さないように練習していきます」と猛省した。

立ち上がり、わずか9球で2点を奪われた。1回1死走者なしから3連打。3回には先頭鈴木に初球118キロのカーブを捉えられて右翼線二塁打とされた。犠打で1死三塁とし、オグレディに二塁打、そして外崎に中前打を浴び、さらに2点を奪われた。前回登板の3月31日西武戦は直球がさえ、5回2失点。BIGBOSS初勝利に貢献したが「真っすぐに頼り過ぎちゃいけない」。この日はカットボール、スプリットと変化球主体に切り替え。しかし制球を欠き、甘く入ったところを捉えられ、裏目に出た。

後を受けた2番手吉田は、2回を無安打無失点。打線は5回、石井が右越え2号2ランを放った。先発としての仕事を果たせなかった立野は、唇をかみしめた。新庄監督は「前回みたいな…ガッという勢いがない感じがした」と振り返った。

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