阪神が早くも今季2度目の5連敗を喫し、今季の成績が1勝14敗1分け、勝率6分7厘。

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開幕直後に開幕から連敗したチームの「勝率・000」はよく見かけるが、勝率・000のケースを除くと、これまでは55年トンボが14試合目(1勝13敗)79年西武が16試合目(1勝13敗2分け)と前日に阪神が記録した7分1厘がシーズン途中での最も低い勝率。

阪神の勝率6分台はプロ野球史上初の珍事だ。勝率6分台は1勝の時は14敗、2勝ならば27敗が条件となるため、過去に記録した例がなかった。ちなみに、シーズン終了時の最低勝率は37年春にイーグルスが記録した2割1分4厘(12勝44敗)。

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◆トンボメモ パ・リーグの各球団から選手が提供され、54年に高橋ユニオンズとして誕生。翌年にトンボ鉛筆がスポンサーとなり、球団名がトンボに。トンボとの業務提携は55年だけで、56年からは再び高橋に戻ったが、56年オフにわずか3年で解散した。

◆西武メモ 79年にクラウンライターから西武に名称を変え、本拠地を福岡から所沢へ移転した。クラウン時代の選手に加え、田淵幸一や野村克也を獲得。いきなり海外でキャンプを行い、79年は国内で1試合もオープン戦をやらずに開幕12連敗した。