ロッテ佐々木朗希投手(20)が5回6安打2失点で今季3勝目を挙げた。

【写真たっぷりライブ速報】佐々木朗希「完全」止まるも3勝

記録は途絶えても、勝利は手にした。初回、オリックス先頭の福田に初球を打たれ、いきなり連続パーフェクト投球が17イニングでストップ。1死から連打を浴び、この回3安打を許す。それでも味方の好守でホームは踏ませなかった。

2回以降も毎回走者を許した。3-0の5回は先頭の安打の後、連続四球で無死満塁。そこから併殺の間に1点を失い、さらに吉田正には左中間へ適時二塁打を打たれ計2失点。23イニングぶりに点を失い、この回限りで降板した。3四球2死球を出し「自分で苦しい展開にしてしまいましたが、コントロールが悪い中どうにか逆転は許さず5回まで投げ切れた。次は0で抑えられるように頑張ります」と反省を交え話した。

そんな20歳を投打で助けた。2回2死満塁で高部瑛斗外野手(24)が左前に先制の2点適時打。「朗希が頑張っているのでなんとか先制点を取ることができて良かったです」と胸を張った。6回からはリリーフ陣がしっかりとつなぎ、9回には再び高部が適時打を放ち、貴重な追加点も挙げた。みんなで佐々木朗の3勝目を守った。

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