白井球審がマウンドのロッテ佐々木朗希投手(20)に詰め寄る場面があった。

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3-0とロッテがリードして迎えた2回裏のオリックスの攻撃。2死一塁で、佐々木朗は安達を2球で追い込んだ。3球目はボールの判定。一走の杉本はスタートを切っていた。捕手松川が二塁に送球するも、二盗を許した。

佐々木朗は3球目を投げた後、二塁方向へ振り返り二盗を見届け、本塁方向へ向き直った。すると白井球審がマスクを取り、マウンドへ詰め寄りながら、硬い表情で佐々木朗に言葉をかけた。松川が制止する場面も見られた。井口監督は白井球審と言葉を交わした。

なぜマウンドに詰め寄ったのか。試合後、取材に対し、白井球審は「別に話すようなことはないんで」、「一切コメントしないです」とノーコメントとした。責任審判の嶋田審判も「別に応えるものは何もないんで」と話した。

井口監督は「球審はもっと冷静にやらないといけないと思いますし、当然判定に対しては何も我々は言ってはいけないと思います。球審ももっと冷静にいかないと一番裁いている人なので、あそこは冷静にいきましょうよという話をして」と話した。

佐々木朗の表情に関してだったのか? と聞かれると「しょうがないんじゃないですか。本人がストライクと思うところをボールと言われているので。そこは審判は流すところなので」と答えた。