ソフトバンクに、主将が帰ってきた。左肩痛で離脱していた柳田悠岐外野手が出場選手登録され、早速「3番DH」で先発。

1点リードの7回無死で復帰後初安打となる右前打を放つと、続く4番グラシアルの今季1号ダメ押し2ランを呼び込んだ。「まず試合に勝つことができたことが一番です。その中で1本打つことができて、ジュリ(グラシアル)のホームランにつなげることができて良かったです」と振り返った。

柳田は今月5日のオリックス戦で、走塁中に左肩を負傷し、同7日に出場選手登録を抹消。3軍で2試合に出場し、計5打席で無安打だったが、早期復帰となった。藤本監督は「いいときの柳田ほどは期待できないかもわからないけど、相手は嫌でしょう」と、存在感に期待する。柳田の離脱中は6勝8敗1分けと停滞していたが、離脱前を合わせて、柳田が出場した試合はこれで9勝負けなし。主砲の復帰で再加速を狙う。

▽ソフトバンク・グラシアル(7回に今季1号の2ラン)「ギータ(柳田)が先頭で出塁してくれたので、絶対にこのイニングをいかしていこうと思った。彼が戻ってきたことはチーム全体にとってプラス。彼が打線に入ることで、みんなが本来の力を発揮できる」

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