打った瞬間の確信だった。右打席から動くことなく威風堂々に打球を見つめた。西武山川穂高内野手(30)が4回無死、同点の18号ソロを放った。

ヤクルト高梨の高めに浮いたフォークを完璧につかまえた。高々と上がる白球を悠然と見つめてから、ゆっくり歩を進めた。レフトスタンドの上段に飛んでいった。風格たっぷりにダイヤモンドを1周。3回に勝ち越されていたが、すぐに同点とした。

5試合ぶりの1発で、神宮のファンの前で「どすこい」ポーズを披露。山川は「打てて良かったです」とコメントした。

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