不振に苦しむロッテのレオネス・マーティン外野手(34)が、特大の5号ソロを放った。

1点リードの5回、先頭で打席に入った。代わったばかりの巨人3番手戸田の、カウント1-1からのスライダーを豪快にスイング。舞い上がった打球は右翼ポール際でも切れず、右翼席上のバルコニー席の壁を直撃する特大本塁打になった。

来日4年目の今季は、この日まで打率1割5分台と不調が続き、2軍調整後もなかなか調子が上がらなかった。この日は第2打席で左足首に死球を受け、倒れ込む場面も。苦しい中で、試合中盤の貴重な1発になった。試合中、球団広報を通じ「しっかり球を見て、しっかり自分のスイングで捉えることができたよ」とコメントを寄せた。

2番マーティンに続き、1死後、4番に入る佐藤都志也捕手(24)も右中間スタンドに2号ソロを放り込んだ。「ここから終盤に入りますし、さらに気を引き締めていきます」とコメント。ロッテの1イニング2本塁打は今季3度目となった。

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