西武にとって、やはり屋外は鬼門だった。ヤクルトに3-5で敗れ、神宮で3タテを喫した。今季3度目の5連敗で、屋外球場では1勝12敗。辻監督は「知らないよ。そんなの。屋外って言われたって、別に何かあるわけじゃないだろうし」と苦笑いするしかなかった。

4回に山川の18号ソロで同点に追いついた。これまで山川が1発を放った14試合は全勝という「不敗神話」が継続されていたが、それも途切れた。屋外球場のジンクスの方が強かったのか-。6回に許した勝ち越しの2点はエラーが発端。オグレディが先頭オスナの左前打を後逸し、二塁まで進塁させたのが起点となった。指揮官は「野球の常。失策はそうなる。ちょっと痛かった」と指摘した。

借金は4に膨らむも、7日からは巨人、広島とベルーナドームで6連戦。逆に本拠地では16勝8敗1分けと好相性だ。辻監督は「長いシーズンで連敗もあるよ。地元に帰る。6つ全力で戦います」と誓った。

▽西武外崎(3回に4月6日以来となる2号2ラン)「(試合前に)辻監督、松井ヘッド、平石コーチ、高山コーチからアドバイスをいただきました。打ててうれしいです」

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