交流戦で借金を2減らしたロッテは、29勝33敗1分で17日にレギュラーシーズンを再開する。前半戦で苦しんだ得点力を、いかに改善できるか。山口航輝外野手(21)への期待も大きい。

山口は、交流戦で18打数7安打の2本塁打。期間中のスタメンは4試合にとどまった。「少ないチャンスをものにしていかないと、ずっとスタメンでは出られない」と自覚するものの、7日の中日戦(ZOZOマリン)では代打逆転3ランで勝利の立役者になった。

良くなった点として「来た球だけに集中して打席に立ててるんで。余計なものを考えてないっていうのが、交流戦最後の方でいい結果につながったんじゃないかなと思います」と自己分析する。

チーム屈指の飛距離を、無心で生み出す-。無心は、簡単なことではない。「しっかり常日頃から意識して。少しでも気を抜いてしまうと、また違う方向にいってしまうと思うので」。自律して打席に入る。レギュラーシーズン再開は札幌ドーム。昨年8月に特大アーチも放った、げんのいい球場だ。【金子真仁】

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