日本ハムがソフトバンクに完敗し、今季初の6連敗を喫した。

1回2死一、三塁の攻撃で新庄剛志監督(50)は重盗で先制点を狙ったが、ソフトバンク甲斐拓也捕手(29)に封じられて無得点。BIGBOSSは試合後に「初回からサードスローが来て、びっくりした。あの辺もね、駆け引きなんで。向こうも考えていた。(日本ハムは重盗で)来るだろうと」と、このシーンを振り返った。

その裏に先発の上沢直之投手(28)が1番三森大貴内野手(23)に10球粘られて四球を与えると、犠打で二塁へ送られ、3番柳田悠岐外野手(33)に先制の10号2ランを被弾。2回に浅間大基外野手(26)が千賀滉大投手(29)から4号ソロを放って1点差としたが、上沢は2、4、6回と1点ずつ失点して6回途中でKO。打線もソフトバンク投手陣を打ち崩せなかった。

これでチームは交流戦明けは6戦6敗。借金は昨季のワーストに並ぶとともに、今季最多を更新する「17」となった。

福岡出身のBIGBOSSにとって、開幕3連敗を喫して以来の地元での試合となったが、またしても福岡初勝利はお預け。それでも新庄監督は「まあ、連敗してますけど、選手たちは一生懸命やっていて、毎日毎日がもう自分との戦い、来年のためにガチガチのね、レギュラーを奪い合うための、そういう勝敗とか関係なしに懸命にやっている選手たちの成長を見ているのが、今日はすっごい楽しくて」と、振り返った。

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