日本ハムが球団史上初の屈辱を免れた。

打線がオリックスのドラフト1位椋木蓮投手(22)の前に8回まで無安打無得点と沈黙。9回も2死まで追い詰められたが、代打佐藤龍世内野手(25)が追い込まれながらも中前打。オリックス・ファンの悲鳴を誘った。BIGBOSSこと新庄剛志監督(50)から春季キャンプ中に、2ストライク後の打撃に強いことから「ペッパー師匠」の愛称を付けられた佐藤が意地を見せた。

今季、チームは6月7日DeNA戦(札幌ドーム)で今永昇太投手(28)にもノーヒットノーランを許しており、シーズン2度目の無安打無得点を許していれば球団史上初の屈辱だった。