全パの楽天則本昂大投手(31)が、“真剣勝負”で1回1安打無失点と好投した。

3回に3番手として登板。直球の回転数は2500を超え、解説の古田敦也氏は驚愕(きょうがく)。最速は155キロを計測し、ノビのある直球で力で押した。先頭ヤクルト塩見を遊ゴロで打ち取り、阪神近本には左前打。ここまでオール直球。「森くんが全然変化球のサインを出してくれなかった。どこまで真っすぐでいくんやろうなと思いながら投げていました」。走者を許すと配球が変わった。

DeNA牧には直球とスライダーで追い込み、フォークで空振り三振。続く村上にも、カウント2-2からフォークで空振り三振に打ち取った。「ファンのみなさんは真っすぐで勝負してほしいというところを見たかったと思うんですけど…。やっぱり打たれたくなかったので、全力でフォークを投げました」と笑顔だった。

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