阪神佐藤輝明内野手(23)が、6番降格後初本塁打を放った。

3点ビハインドの6回無死一塁、ヤクルト高橋から左翼スタンド最前列へ17号2ラン。1点差に迫り、7連敗中のチームに勇気を与えた。

「打ったのはストレート。良いピッチャーですし、ストレートも力強いので、タイミングを早めにとって、とにかく強く自分のスイングをするように意識しました。前の打席で悔しい思いをしていたので、打つことができてよかったです」と納得の一打だった。

佐藤輝の本塁打は8月初で、7月30日ヤクルト戦(甲子園)以来、15試合61打席ぶり。60打席ノーアーチは今季最長だった。打点は7日広島戦(マツダスタジマム)以来、8試合ぶりとなった。

前日16日に4番から外れ、2試合連続で6番起用されているが、意地のアーチで存在感を示した。

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