楽天石井一久GM兼監督(48)が22日、夏の甲子園で優勝した仙台育英(宮城)を祝福した。

春夏通じて東北勢初の快挙。“白河の関越え”に、球団を通してコメントを発表した。「仙台育英高校の皆さん、甲子園初優勝おめでとうございます。悲願である、東北勢初の優勝に大変うれしく思います。一生懸命プレーする選手の皆さんに勇気をもらいました。今度は僕たち楽天イーグルスの番です。今年を『東北の年』にできるよう、僕たちもチーム一丸、戦ってまいります」。球児たちから刺激をもらい、東北をさらに熱くする。

チーム内の仙台育英OBも球団を通して祝福のメッセージを送った。

▽星孝典2軍バッテリーコーチ 優勝おめでとうございます。須江監督が1つ下の年齢で、マネジャーとしてセンバツで準優勝をした経験もあり、今回は監督としてチームを率いて日本一になられたというのは素晴らしいことだと思います。今回のチームは宮城県大会からこの決勝まで、試合をするごとに力と自信がつき、とてもいい表情でプレーしている姿が印象強く、まだまだ可能性の感じるチームだと思いました。東北を代表して優勝できたことは、みんなが待ち望んでいたと思いますし、いちOBとしても大変嬉しく、心から本当におめでとうという気持ちです。

▽入江大樹内野手 甲子園優勝、おめでとうございます。東北勢初の優勝ということで歴史的な快挙だと思いますが、自分としても今の3年生の選手たちは一緒にプレーした選手たちですので、自分のことのようにうれしいです。彼らが優勝できるチームになったことも驚きですが、甲子園の試合などを観ていて、1戦1戦チームが1つになって強くなっていくことが伝わってきました。優勝できたことは選手たちの力でもありますが、監督やコーチ、保護者や支えてくれた周りの方々のおかげでもあると思います。これからの人生でも優勝したチームの一員として、誇りと自覚、責任をもってほしいですね。本当におめでとうございます。

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