広島が今季15度目の延長戦を制し、連敗を「6」で止めた。
■延長10回に代打松山が決勝打
大きな1点を奪ったのは2-2の延長10回。2死から矢野雅哉内野手(23)が右前打で出塁すると続く、代打松山竜平外野手(36)が左中間を真っ二つに割る適時二塁打で決勝点を奪った。
■野村は村上に2三振と申告敬遠
先発野村は6回1失点で試合をつくった。唯一の失点は2点リードの5回。1死三塁から高橋奎二投手(25)に中前適時打を浴びた。しかし、村上宗隆内野手(22)には3打席で安打を許さなかった。2回先頭では外角直球で見逃し三振。4回先頭では空振り三振に仕留めた。6回1死二塁の対戦では申告敬遠を選択した。
■最後は栗林が締め、24セーブ目
1点リードの延長10回は栗林良吏投手(26)が締め、24セーブ目を挙げた。連続無失点試合は「13」に伸びた。回またぎで1回2/3を投じた松本竜也投手(22)に2勝目が記録された。負ければ今季ワーストに並ぶ7連敗だったが、一丸で止めた。
▽広島の直近の成績(8月)
12日巨人戦(東京ドーム)6○5
13日巨人戦(東京ドーム)1●4
14日巨人戦(東京ドーム)2●3
16日中日戦(マツダスタジアム)5○0
17日中日戦(マツダスタジアム)1○0
18日中日戦(マツダスタジアム)1●6
19日DeNA戦(横浜)3●8
20日DeNA戦(横浜)5●6
21日DeNA戦(横浜)0●3
23日ヤクルト戦(神宮)4●5
24日ヤクルト戦(神宮)2●6
25日ヤクルト戦(神宮)3○2