スクランブル先発したオリックス山崎颯一郎投手(24)が快投を演じた。

自己最速157キロを2度出すなど直球が走り、背負った走者は1人だけ。3回1安打5奪三振の好内容でバトンを渡した。

予告先発の椋木蓮投手(22)が捻挫のため先発を回避。この日朝に先発に指名された。「急きょでしたが、ファームで取り組んできたことを初回から出し切ろうと思っていた。逆球やフォークが浮いたところなど修正点はありますが、全体的にはゾーンで勝負できていたと思うし、自分らしい投球はできたと思います」と振り返った。

今季は開幕ローテ入りし4試合先発したが、右肩の不調で4月下旬から約3カ月間マウンドから離れた。2軍で復帰してから、この1カ月間は短いイニングの登板を重ねてきた。