日本ハム新庄剛志監督(50)が清宮幸太郎内野手(23)の好プレーを笑顔で振り返った。「まあ(ファーストミットに打球が)入ったのかな? 捕ったのかな?」と、笑いながらBIGBOSSが思い返したシーンは、2点リードで迎えた6回無死一、二塁の守備だ。

打席の楽天炭谷が犠打の構えを見せて、一塁手の清宮は投手の横あたりまで前進。しかし、炭谷がヒッティングに切り替えるバスターを敢行して打球は清宮に向かって低いライナーとなった。清宮は即座に1、2歩後ろに下がっていたが、きっちりと反応してショートバウンドで捕球。すぐに二塁へ転送して1死。送球を受けた遊撃手の上川畑が一塁ベースカバーに回った二塁手のアルカンタラに転送して「一-遊-二」の“変則”併殺打が完成した。

至近距離の打球を好捕してダブルプレーにつなげた一連の清宮の守備。打球がファーストミットに入ってきたのか、捕りにいったのかの真偽は本人に確認していなかった新庄監督だが、「すぐセカンド方向を向いて投げたから。『ここに飛んで来たらセカンド』っていう、前もっての意識はあった…のかなぁ」と再び笑いながらも、好反応&好判断によるファインプレーをたたえていた。

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