巨人の4番が待望の先制点をたたき出した。両軍無得点の7回無死一塁、中田翔内野手(33)が、阪神西純の初球内角フォークを捉えた。高く放物線を描いた打球は左翼席に飛び込む17号2ラン。6試合ぶりの1発で、6回までわずか1安打に封じられていた西純を打ち砕いた。

中田は「甘く入ってきたボールを自分のスイングでしっかりと捉えることができました。赤星が頑張っていたので点を取ってあげたいと思っていました。ホームランになって良かったです」と、6回無失点と好投したルーキー右腕に3カ月ぶりの白星の権利を届けた。

直前の7回先頭では、丸が四球を選ぶと、原監督は代走の切り札の増田大を投入。阪神バッテリーに塁上から重圧をかけた。

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