阪神が壮絶な乱打戦の末、オリックスに敗れた。両軍合わせて34安打、10本塁打、28得点。5回表終了時点で最大10点ビハインドも、8回裏終了時には1点差まで詰め寄ったが届かなかった。これにより2位ソフトバンクの自力優勝の可能性が復活し、ウエスタン・リーグ連覇へ点灯していたマジック「5」は消滅した。

先発ジョー・ガンケル投手(30)が2回9安打8失点と大炎上。4回から登板した3番手秋山拓巳投手(31)は2イニングで4失点。3イニング目に臨もうとグラウンド整備を挟んだ6回のマウンドに上がると、投球練習の際に安藤2軍投手コーチ、トレーナーがマウンドに集まり、そのまま緊急降板した。

打線は高寺望夢内野手(19)、遠藤成内野手(21)、北條史也内野手(28)がソロアーチ。6回、8回には江越大賀外野手(29)が2打席連発アーチ。7回、8回には井上広大外野手(21)が2打席連発アーチを放つなど1発攻勢で追い上げたが、あと1歩届かなかった。

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