ロッテ田村龍弘捕手(28)が今オフに国内FA権の行使を検討していることが2日、分かった。

昨季まで通算841試合に出場し、16年にはベストナインを獲得。18年には全試合出場を果たしたが、プロ10年目を迎えた今季はルーキー松川や佐藤都が多くマスクをかぶり、1軍ではわずか2試合の出場に終わった。

昨年は左脇腹などを痛めたものの、すでにコンディションに問題はない。田村はロッテに強い愛着を持つ一方で出場機会も求めており、親しい関係者には「他球団の評価も聞いてみたい」と話している。球団は例年通り、FA宣言しての残留を認める方針。引き出しの豊かなリードなどが他球団からも評価されており、決断が注目される。

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