ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、今季最終戦で日本選手シーズン最多となる56号本塁打を放ち、史上最年少の3冠王を獲得した。

7回先頭、DeNA入江から右翼席へ。9月13日巨人戦以来、61打席ぶりの1発で、64年王貞治(巨人)の55本を上回った。打率3割1分8厘、56本塁打、134打点でレギュラーシーズン全日程が終了。04年松中信彦(ダイエー)以来18年ぶり史上8人目、令和初の3冠王に輝いた。

○…歴史的1発で「3億円の家」もゲットした。球団トップスポンサーのオープンハウスはこの日、かねて村上が56号を放てば贈呈すると発表していた「好立地の東京の家」の上限額を、当初の税込み1億円から同3億円にグレードアップした。「3冠王」にちなんだ大増額で、現地観戦した広報担当者は「最終戦の最終打席でチャンスをものにしたということで、すごく感動しました。1億円の予定でしたが、代表のひと声で急きょ、3億円になりました」と興奮冷めやらない様子。家の立地や間取りは、シーズン終了後に村上と相談して決定する。

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