“鉄仮面ルーキー”巨人赤星優志投手(23)が、新たな武器を探っている。ブルペン投球では日大鶴ケ丘(東京)時代以来、使っていないチェンジアップを試投。「練習中です。まだ、本当に使うか分からないですけど、とりあえず遊びながらという感じ。球種は多ければ多いほうがいいと思うんで」と試行錯誤している。

■「やっぱりコントロール」

ルーキーイヤーの今季は打たせて取る投球で活躍。先発と中継ぎの両方を経験し、31試合で5勝5敗、防御率4・04だった。最速は152キロを記録するが「そんなにスピードもなくて、身長も低くて角度もない。やっぱりコントロールがないと駄目だと思う」と制球力に磨きをかける。

■「変化球の投げ分け」

特に、変化球の制球力は課題に挙げる。10日から宮崎で始まる「みやざきフェニックス・リーグ」に向けて「今までは基本的に真っすぐを投げ分けることが多かったけど、変化球もしっかり全球種をコースに投げること。あとは1軍にいたときに厳しいところを狙ってカウントを悪くしたので、徐々にコースを広げていくことをやりたい」とテーマを設定した。

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