エースの堂々たる立ち居振る舞いが、スタジアムの興奮を呼び起こす。オリックス山本由伸投手(24)は、自身の登場曲であるVINAIの「Frontier」が流れると、マウンドに歩を進める。

同時に、球場のボルテージは最高潮を迎える。手拍子のタイミングが合わなくなるぐらい、熱狂を呼ぶ。

「最初は何もなかったですよね? どんどん手拍子の音も大きくなって、今では一緒に手をたたいて応援してくれる。すごく好き」

24歳右腕は一体感を好む。球場スタッフは「本人からもファンが一緒に楽しめるような演出が良いと。試合が始まるゾクゾク感がたまらないですよね」と証言。喜ぶ顔のため、エースは裏方さんにも頼み込む。

白熱する短期決戦には「すごく盛り上がるイベント。その舞台で野球ができる。プレーする幸せを感じます」。声出し応援が制限されるコロナ禍に、新たな楽しみ方を教えてくれる。【オリックス担当=真柴健】

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