阪神岡田彰布新監督(64)の就任会見が16日午後、大阪市内のホテルで行われ、おなじみの「アレ」がいきなり飛び出した。

報道陣に「ファンへの思い」を問われた時だ。

「『優勝します』とかよう言わないですけど、ずっと優勝は『アレ』しか僕は言ってなかったんで。はっきり『優勝します』とかよう言わないですけど、シーズン終わる頃には楽しみにしてもらったら僕はいいと思いますね」

さらに「ファンは『アレ』待ちでいいか」と問われると「そうですね」ときっぱり。「優勝はそんな簡単なもんじゃないんでね」としながらも、「期待感はありますけどね、でもね」と言い切った。

岡田新監督は、オリックス監督時代の10年に交流戦で選手が意識しすぎないように「優勝」とは言わず「アレ」という表現を使用。コーチや報道陣まで「アレ」と表現し、初優勝を飾った。交流戦優勝グッズとして「アレしてもうた」Tシャツが売り出されるほどの流行語だった。

就任会見でのいきなりの「アレ」発言。今後も独特の「岡田語録」に注目が集まる。

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