オリックス杉本が懐かしの神宮で昇天ポーズを決める。

プロ7年目にして初の神宮見参。昨年の日本シリーズ第3~5戦は、明治神宮大会開催の影響で東京ドームで行われた。22日に神宮で開幕する日本シリーズで今度こそ「日本一&MVP」を狙う。

昨年30歳で大ブレークした遅咲きらしい意外な事実だ。青学大では東都リーグ1部で通算9本塁打と活躍したが優勝はできなかった。京セラドーム大阪での全体練習を終えた杉本は「当時の相手は東浜さん、沢村さん、九里、山崎、今永…ほかにもいっぱい。ドラ1、ドラ2みたいな投手ばかりで、あまり打てた記憶がないです」。まだラオウとは呼ばれていなかった学生時代を思い返した。

今回はいい思い出になるにおいがプンプンする。今季は故障や不調に悩まされたが本格復帰したCSファイナルで1、2戦目に勝利打点。2戦目の決勝2ランなど5打点を挙げ、打率3割8分5厘と暴れた。ラオウが主軸に戻り、絶好調の吉田正と並ぶ打線はヤクルトにも脅威になる。

昨年に続いてCSファイナルMVPの有力候補だったが、青学大の後輩吉田正にさらわれた。「去年、日本シリーズで優秀選手賞をもらったけど、負けたので全然うれしくなかった。勝ってそういう賞をもらいたい。リベンジしたい」と腕まくり。神宮の夜空に右腕を突き上げて、26年ぶりの日本一を導く。【柏原誠】

○…紅林は下位打線の起点になる。昨年の日本シリーズは打率3割1分8厘。チームトップの4得点をマークした。「まずは遊撃の守備を第一に考えています。下位打線が打てたら乗っていけるので、つないで上位に回すのが僕の仕事。そこは意識しています」と昨年同様に自らの役割に集中するつもりだ。この日の練習では中嶋監督から直接打撃指導を受けた。

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