岡田阪神が高校屈指のスラッガーを指名する方針を固めた。「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が20日、都内で開催される。阪神は高松商・浅野翔吾外野手(3年)、大阪桐蔭・松尾汐恩捕手(3年)の二者択一で会議直前まで熟考する。競合の場合は、岡田彰布監督(64)が「星占いが良かったら…」とクジ引き役も辞さない構え。9球団がドラフト1位指名を公表する異例の展開で、虎の指揮官が金の卵を引き当てる。

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○…阪神が青森大・名原典彦外野手(4年=瀬戸内)をリストアップしていることが分かった。右投げ右打ちでパンチ力が光る。走攻守3拍子そろった強肩快足が売りだ。「パンチ力のある打撃をし、俊足を生かした走塁で次の塁を盗む」と自己アピール。素材を買い、候補リストに残した。