日本ハムのドラフト2位、富士大・金村尚真投手(4年=岡山学芸館)が27日、岩手・花巻市の同大で、大渕隆GM補佐兼スカウト部長、担当の白井康勝スカウトから指名あいさつを受けた。

最速150キロの直球と抜群の制球力を軸に、北東北大学リーグで通算25勝を挙げた右腕は「まずは開幕1軍入りを果たし、そこからしっかりチームに貢献できるように、勝ち星をどんどん取れるような投手になりたいと思います」と意気込んだ。

大渕GM補佐兼スカウト部長は金村の良さについて「緻密さというか、完成度の高さを高く評価しています。左右の打者に対して、しっかりインコースを突けるのは、非常にプロ野球でも最終的な課題になる。そこを放れるというのは大きな武器だと思います」とたたえた。

白井スカウトは金村と似たタイプの投手を問われ「プロ野球選手でタイプが近いのは、ファイターズの伊藤大海投手に似ている。体つきが似ていますし、何よりもストレートの質、変化球、スライダーが武器ですけど、四隅に出し入れができるところはタイプ的に似ていると思います」と話した。

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