ソフトバンクの宮崎秋季キャンプにテスト参加しているコートニー・ホーキンス外野手(28)が、8日からの第2クールで“最終テスト”に臨む。キャンプ休日の7日にオンラインで取材対応した藤本博史監督(58)は「戦力になるか、ならないかというところを見極める」と話した。

3日のキャンプ初日から参加しているホーキンスは、第1クール4日間でチームとともに打撃練習を行った。連日、場外アーチを放つなど今季米独立リーグで本塁打と打点の2冠、リーグMVPを獲得した打棒の片りんを見せている。

選手やコーチとも積極的にコミュニケーションを取る姿もあり、藤本監督は「練習を見る限りではいいんじゃないかなと思います。取り組み方とか、話を聞きながらやっている。パワーもあるし、面白いんじゃないかなと思いますけどね。日本の野球はわからないところがあるんで、そういうのをどんどん質問してくる。打撃にしても、いろいろ考えながらやっている」と、熱心な姿勢も含めて評価している。

8、9日にはシート打撃を実施する。それぞれ杉山、甲斐野が登板する予定で、変化球を交えて約30球の見込みだ。藤本監督は「変化球、真っすぐを投げてくる中でどういう入り方ができるか。タイミングを取れるかというところを見てみたい」とポイントを挙げた。ホーキンスのキャンプ参加は9日までの予定。“最終テスト”で真価を発揮できるか、注目だ。【山本大地】

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