国際武道大(千葉県大学1位)が白鷗大(関甲新学生2位)に勝利し準決勝進出を決めた。

オリックスからドラフトで1位指名された白鷗大・曽谷龍平(4年=明桜)の登板はなかった。「先発だったけど、寝違えて右の首を痛めてしまった」と理由を説明。「学生野球は終わったけど、一から見つめ直して練習していきたい」と次の舞台に向けて切り替えた。

国際武道大は5回、2死から2者連続二塁打で先制。その後も四球で2死一、二塁と攻め、桜内俊太捕手(2年=市船橋)が右翼スタンドへ大会5号の3ラン本塁打を放ち、さらに点差を離した。

投げては先発の板川佳矢投手(4年=横浜)が9回3安打無失点で完封した。横浜スタジアムでは高校から12連勝中で、「自分たち4年生は最後なので、ベンチに入ってない人たちの期待にも応えたい」と明日9日の準決勝に向けて意気込みを語った。