阪神は1日、藤浪晋太郎投手(28)のポスティングシステムによる移籍交渉の手続きを大リーグ(MLB)に申請し、受理されたと発表した。

藤浪は「ここからようやく本格的にメジャー挑戦に向けた動きが始まるという期待感と、一抹の不安があるというのが今の正直な思い。申請に至るまでさまざまな面で携わっていただいた方々に感謝の思いを持って、しっかりと良い話ができるようにしていきたい」とコメントした。米30球団に申請が通知された翌日から45日間にわたって交渉が可能。米時間の12月1日から譲渡金支払いの意思がある大リーグ全球団と交渉できる。代理人は敏腕ボラス氏に選定済み。

藤浪は自身のインスタグラムで前日11月30日に岩貞と福岡で元オリックスで現在トレーナーの馬原孝浩氏(40)のケアを受けた様子をアップ。この日、兵庫・西宮市の鳴尾浜に姿を見せた藤浪は「肩すごい、いじってもらったんですけど、すごくいい状態」と感謝していた。