ロッテ福田秀平外野手(33)が6日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、現状維持の1億2000万円でサインした。

2年前に死球で骨折した後遺症により慢性的な右肩痛を抱え、今季も20試合出場で打率1割7分1厘と満足な結果が出なかった。さらに今年8月24日の西武戦で右翼後方の大飛球をフェンスに激突しながら好捕した際に、左肩を脱臼してシーズンを棒に振った。10月に右肩の手術を受けて、現在はリハビリ中だが、「特に僕は両肩。左肩も靱帯(じんたい)断裂してしまったので、右も左も可動域や筋力を上げていって、なんとか強く振って強く投げられるように」と復活を期す。

チームへの復帰は2月のキャンプインを目標に掲げた。「なるべく急いで2月に間に合わせたいけれど、中途半端な感じでまた戻っても、今年、去年の二の舞いになったりするので、しっかり治していきたい。けど出来るだけ早く」。ソフトバンクからFA移籍後、来季は4年契約の最終年となるが「来季はなんとかチームに貢献出来るようにやっていきたい。それだけを考えて前を向いて進んでいきたい」と決死の覚悟で挑む。」(金額は推定)

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