ソフトバンク中村晃外野手(33)が14日、ペイペイドーム内で契約交渉に臨み、9000万円減の年俸1億5000万円プラス出来高の2年契約で更改した。長期4年契約(単年2億4000万円プラス出来高の変動制)が今オフで終了。「(今年まで)4年契約をいただいていたが、特にいい成績を残せなかった。金額はダウンしたが、(2年契約の)いい契約をいただいた」。中村晃は淡々と話した。

今季は114試合に出場し、打率2割5分3厘。7年ぶりの打率3割を目指したが、大きく届かなかった。「残念な成績だったし、チームは優勝も逃した。悔しい1年だった」。3年連続で一塁手としてゴールデングラブ賞を手にしたが、中村晃が注力するのは打撃面。「シーズン後半は(打撃も)いい感じだったので、来年はいい成績を出せるように頑張りたい」。16年目を迎える来季は打撃の完全復調を目指す。

日本ハムからFA加入の近藤の存在も刺激だ。「(近藤は)球界を代表する打者。いつも打つバッターと思っている。活躍は間違いない。近藤君とともに優勝目指して頑張りたい」と新加入のヒットマンの活躍にも太鼓判を押していた。(金額は推定)

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