「村神様」の理想の暮らしは!? ヤクルト村上宗隆内野手(22)が22日、都内で行われた球団トップスポンサーのオープンハウスグループ主催のトークショーに出席。日本選手歴代最多のシーズン56本塁打を放って贈呈される「3億円の家」の構想や、理想の女性像などについて語った。抽選で選ばれた158人のファンを前に約1時間、飾らない本音トークで笑いを誘った。

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黒を基調としたスポーティーな私服姿で登場した村上が、理想の家の構想を語った。「家は落ち着く場所がいいので。リビングが広かったり、寝室が広かったり。デカい家がいいですね」と広さを最重視。間取りは「2L(DK)くらい」とイメージし、「ワンチャン100匹くらい飼って。動物園にしようかな」とニヤリ。犬種についても「子供ができて上に乗せられるような。それくらいデカいやつがいい」と話した。

また質問コーナーでは、女性ファンから「(優勝旅行先の)ハワイでいろいろな(チームメートの)奥様と会われたと思いますが、こういう奥さんがいいなと目標は決まりましたか?」との質問。「もちろんしっかりしている方がいいですし。でも、ある程度自分でも何でも出来るようになりたいと思っているので。癒やしを与えてくれれば」と理想像を語った。一方で終盤の○×クイズでは「結婚願望があるか」を問われ「×」の札を上げ場内をざわつかせた。その上で「必死に野球をして。野球人として、いろんな経験をして、学びたい」と、22歳時点での心境を率直に明かした。

最後には「個人の目標としてはキャリアハイ。今年の数字はすごく大きいですけど、自分の中では通過点と思っているので。来シーズン、1厘でも、1本でも、1打点でも多く積み重ねて行けたら」と力強く宣言。家も野球も、より大きななものを追い求めていく。【鈴木正章】

○…3兄弟の次男最強説!? 息子3人の母というファンから「次男が1番手がかかる」と相談を受けると、自身も3兄弟の次男という村上は「次男が1番いい説あるので。上の接し方も分かれば、下の接し方もわかりますし。お兄ちゃんを見て、こうやったら怒られるとか、ずる賢さも身につく」と持論を展開。さらに「メンタルも強くなります。要領もよくなります。いいことだらけです」と話し、笑いを誘った。

○…来年3月開催のWBCで、ともに選出確実なエンゼルス大谷ついて、村上は「あんまり話はしなくていいかなと。見て、感じて、良い物を得られたらそれでいい。まず見て、観察して聞くというのが僕のスタイル」と話した。カブス鈴木やパドレス・ダルビッシュについても「僕らは勝ちに行くので。自分の経験も大事ですけど、勝つために選ばれたチームなので」とキッパリ。自分のためでなく勝利を第一に求めていく。

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