23年は「厳しさ」を前面に押し出し、3年ぶりリーグ優勝と日本一を奪回する。ソフトバンク藤本博史監督(59)が新春インタビューに応じ、リーグ優勝を逃した昨年を「甘さがあった」と振り返った。うさぎ年の今年が年男の指揮官は、就任2年目は心を鬼にし、全力で勝利をつかみにいく。

    ◇    ◇    ◇

藤本監督の就任2年目にかける、並々ならぬ覚悟を感じた。昨季は「育成と勝利」を掲げ、多くの若手に1軍の舞台を経験させながら、優勝争いを演じた。だが、シーズンをトータルして振り返ると、大砲候補のリチャードや剛球を誇る杉山ら、期待をかける若鷹に必要以上のチャンスを与え「目の前の1勝」を逃したシーンもあったように感じる。そこが藤本監督の語る「甘いところが絶対にあった」につながるのだろう。

昨秋のキャンプ前から「レギュラーは白紙」とし、実績のある柳田らを含めて全員での競争をあおった。当然、全員が横一線からではないだろうが、中堅選手やベテランにも緊張感を持たせる狙いがあったと感じる。3年ぶりV奪回を期し、フロントもFAで近藤と嶺井を獲得。ロッテを自由契約となったオスナ、阪神退団のガンケルも獲得が決定した。球団一体となって巻き返しに本気の23年シーズン。悔しさを晴らす熱い戦いを期待したい。【ソフトバンク担当=山本大地】

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧