23年は「厳しさ」を前面に押し出し、3年ぶりリーグ優勝と日本一を奪回する。ソフトバンク藤本博史監督(59)が新春インタビューに応じ、リーグ優勝を逃した昨年を「甘さがあった」と振り返った。うさぎ年の今年が年男の指揮官は、就任2年目は心を鬼にし、全力で勝利をつかみにいく。

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藤本監督は23年のキーマンに、主将の柳田悠岐外野手(34)を挙げた。「頑張ってもらいたいのは、やっぱり柳田ですよね。年齢とともにね。当然、(昨年は)納得していない数字だと思うし。柳田には今年も主将をしてもらうので。チームを引っ張りながら自分の成績を上げていく。できればキャリアハイの数字。あいつのキャリアハイは数字がだいぶ高くなるけど、それくらいの意識を持ってやってくれたらありがたいですね」と熱く話した。

球団OBの秋山幸二氏ばりのスタイルチェンジを求めた。「実際ね、年齢というのはみんな33、34になったら体力も落ちてくるし、ケガも多くなってくる。ぼくが現役やっているときに、秋山さんが一緒にやっていたんですけど、33、34を境に伸びていったんですよね。本塁打は減りましたけど、貢献度が高くなった。打撃の中身が変わった。柳田も今が折り返し地点じゃないかな。ここで頑張れば、40歳まで野球ができるでしょうし。今年を分岐点にして、長くできるような成績を残してほしいなと思います」。現役後半に長距離型からアベレージ型に変えて成功した元監督を重ねた。

昨季の柳田は打率2割7分5厘、24本塁打と苦戦した。藤本監督は「不振といってもチームの貢献度は高い。数字だけ見たら、柳田にとっては一番不振だったシーズンかもわからないけど、1年間戦った中での貢献度で言ったら、やっぱり高いですよ、柳田は」。2年連続の主将を託す愛弟子への信頼は、今年も厚い。

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