巨人から戦力外通告を受けた井納翔一投手(36)が27日、自身のインスタグラムで今季限りでの現役引退を表明した。DeNA時代の背番号15のユニホームと、巨人時代の背番号21のユニホームの写真を投稿。「今シーズンをもちまして井納翔一は、プロ野球選手としての現役生活を引退します」とつづった。

周囲のサポートに感謝しつつ、8年間プレーした古巣へは「2012年に横浜DeNAベイスターズにドラフト3位で入団して8年間プレーさせていただいて、開幕投手、クライマックス(シリーズ)、日本シリーズ、オールスターとたくさんの経験をさせていただきました」と回想した。

20年オフにFAで加入も12試合の登板にとどまった巨人へは「(移籍1年目の21年は開幕直前にジャイアンツ球場のフェンスで頭部に裂傷を負うなど)自分の不注意もありそこから結果も出せず、2年間だけでしたが自分の野球人生にとってどこかでプラスになることがあると思うので悔いはありません」とし、両チームの関係者、監督、コーチに改めて感謝した。

井納はこの日の午後7時から、横浜でトークショーを予定しており「今夜のトークショーで引退のことは、詳しく話したいと思います」と予告した。

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