西武松井稼頭央監督(47)がサッカーW杯の「三笘の1ミリ」で刻まれた思いを胸に指揮を執っていく。

「あれすごかったよね」。勝利につながったスペイン戦でのプレーを回想し、言葉に熱を込めて続けた。

「あの粘り、球際はいきなりできるものじゃないと思う。もう1回やれって言われても、なかなかできないでしょうし。どれだけ小さいことを積み重ねてきたか。それが大きかったのかなと思う」

野球とサッカー。もちろん競技は違う。ただ同じ厳しき勝負の世界で、結果を出すために必要な共通するものを感じ取った。「積み重ねは選手にも大事にしてほしいと思う。根気よく、どれだけ地道な練習をやり続けられるか。それで大舞台で結果を出せるようになる」。松井西武が目指すのは、4年ぶりのリーグV。歓喜の結果をつかむべく、地道な鍛錬の蓄積を追求していく。

あらためてファンのパワーの大きさ、団結の重要性も感じた。「ファンの方が1つの思いになる。それを感じて、選手が一緒の思いで戦えるというのはすごい大きい」。22年は歴史的な混パの中で、9月に失速して3位だった。23年シーズンは同じ結果を繰り返さない。“ギリギリ”の戦いに負けるわけにはいかない。【上田悠太】

【関連記事】西武ニュース一覧>>