中日立浪和義監督(53)が、今季の要警戒チームに岡田阪神を挙げた。
現役時代に岡田阪神の戦いを目の当たりに見た中日指揮官は、15年ぶりに復帰した岡田監督のタクトにも注視した。「緻密な野球はされる印象。投手を含めてセンターラインを固めて、そこからどれだけ打てるか。おそらく中野を二塁に回すだろうし、ここ数年は阪神は守備のミスが多い。そこに手をつけていくのかなと思う」と、守備位置を固定させるなどディフェンス強化で18年ぶりのセ界制覇に臨むと分析した。
「阪神は投手が先発、中継ぎ陣もいい。足も使える」と、今季負け越しながらもAクラスを守った阪神の投手力、機動力に警戒する。さらに「数年は外国人で恵まれていない。外国人が2人ぐらいはまれば、かなり強敵、優勝候補になる」。シェルドン・ノイジー外野手(28=アスレチックス3A)ら右の大砲2選手を補強した攻撃力にも注意を払った。
立浪監督は就任1年目を最下位で終えた。DeNAには6勝18敗1分けと大きく負け越したが、優勝のヤクルト、広島には勝ち越し、巨人、阪神にはほぼ5分の戦いを見せた。ビジターでは29勝42敗1分けと負け越し。岡田阪神同様にディフェンス強化を中心に新助っ人補強を加え2年目の巻き返しに臨む。今季Vラインを「84、85勝」とにらむ立浪監督にとって、トラの進撃阻止が12年ぶりVへの関門になりそうだ。【伊東大介】



