ライアンが20代の体を取り戻す-。ヤクルト小川泰弘投手(32)が3年ぶりの2桁勝利と3年連続の開幕投手へ、肉体改造に着手した。3日、東京・八王子の母校、創価大グラウンドでの自主トレを公開し「大学が原点。またフレッシュな気持ちでスタートできた」と充実した表情で語った。
明かしたのは今オフの筋力トレーニング。30代に入ってからは取り入れて来なかった「デッドリフト」と呼ばれるバーベルを持ったスクワットで足腰や体幹を鍛え直した。以前は120~130キロだった負荷重量は165キロまで重くし「年も重ねていくのでもう1度体づくりです」と意図を語った。
先発陣は2年連続で2桁勝利がおらず、規定投球回に達したのも小川のみ。高津監督が今季「先発は25試合」という登板目標を掲げる中、「先発をやってる以上は2桁勝利、規定回数は達成したい」と述べた。
新春恒例となった「今年の漢字」には昨季までの「勝」をあらため「感」と書いた。周囲への感謝と、多くのことを感じ取る感性を磨くために。リーグ3連覇へ勢いづけるため開幕投手の役割は重要。そのマウンドへ「周りの信頼がないとそこには立てないですから」と日々の練習を積み重ねていく。【三須一紀】



